2013年7月16日火曜日

今だけに生きる・・・・

古代の地球をイメージして欲しい・・・

まだ人類がこの地球に誕生する前の浜辺をイメージして欲しい・・・

はるかはるか昔の地球、海・・・・

そこにあたりまえのように上陸してきたウミガメに尋ねてみよう。

海を泳ぐイルカたちに質問してみるといい、

『今、何時??』 と 

なんと答えるだろう??




きっとこう答えるだろう・・・

『今はいまだよ。 いま以外どんな時があるていうのさ? 』と・・・逆に問いかけてくるだろう。

彼らには、今しかない、『いま』 以外には何も存在しない。

『時間』は人間の思考がつくりだしたもの。  

『時間』は幻である。

今がそこにあり、彼らは『いま』 を精一杯生きてるだけ。


それが、古代のカヌーピープルのシンプルな生き方だ。

『いまに在る』と、万物の美が見えてくる。

『いまの在る』と森羅万象が語りかけてくる。

そんな『いまに在る』 生き方に僕はあこがれる。




陸地にいると、どうしても過去(過ぎてしまった存在しない架空の時間)にとらわれてしまう。

過去に起きたことにこだわってしまう。

将来や未来(全く存在しない時)を予想したり、期待したり失望したりする。

将来や未来は、幻のなかだけに存在する。


僕も、今にだけ生きることができれば・・・と思う。 


今だけを信じることができれば・・・と思う。


でもなかなかできない・・・。

でも、それができる場所が僕にはある。  





それは海、 大海原を漕ぐとき・・・・海と向き合うとき。

そこには今しか存在しない、今が連続しているだけ。

波も、うねりも、風も、雲から射す、お日様の光も・・・・

すべて今、一瞬だけが真実。

海の色も、雲の色も、空の色も、風の強さも・・・・

刻一刻と変化する。今だけがそこに存在する。

地球が誕生して・・・・同じ状況は二度とそこに存在しない。

そこには架空じゃない、人間がつくった時間にコントロールされない、

ほんとうの世界がそこに、今存在するだけ。


思考にとらわれないで、胎ですべてを感じるだけでいい。

僕は海と、自然たちと、対話する。

今起きてることに、今の海の状況に、一瞬一瞬、対話してつながり前に進むだけ。


過ぎた時は振り返らない、とらわれない、これから起こることをかんがえもしない。

今に向き合い、前にすすむだけ。


このまま、ずっと、ただ海を漕ぎ続ければ・・・と思う。 













0 件のコメント:

コメントを投稿